買ったのに、一度も開かないで眠ってしまっている本はありませんか?
アメリカの大手出版社によると、購入された本全体の95%が最後まで読まれていないのだそうです。
しかも、70%の本が1度も開かれていないとのこと。
なんともったいないですね。
そんな失敗をしないために、この記事では自分に合った本を選ぶためのコツをまとめました。
また、それでも本選びに失敗したときに、損をしない方法についても紹介します。
ぜひ最後まで読んで、参考にしていただければ幸いです。
失敗しない本選びの8つのコツ
失敗しない本選びのコツは、次の8つになります。
- 書店で手に取って選ぶ
- 本の厚さ(ページ数)で選ぶ
- 著者で選ぶ
- 評判(口コミや評価、ランキング、文学賞)で選ぶ
- 表紙のデザインで選ぶ
- タイトルで選ぶ
- SNS等で話題になっている本から選ぶ
- 出版社で選ぶ
8つのコツを1つずつ解説していきますね。
実際に書店で手に取って選ぶ
まず1つ目は、「書店で手に取って選ぶ」です。
書店に行って、気になった本の目次を見たり、1~2ページ読んでみてから選ぶといいです。
私が今までで読んだ本の中で、実際に手に取って選んだ本の失敗はほとんどありません。
1ページも読んでいないのは、ネットで注文したものが多いですね。
本屋さんで支払いをするのと違って、ネットでは手軽に注文できてしまうので、吟味が足りなくなります。
本に限らず、ネット通販での失敗は、恥ずかしながら数知れず、、、、
どれだけ無駄なお金を使ったかわかりません。
というわけで、実際に書店で買うのが、失敗しないためのコツになります。
本の厚さ(ページ数)で選ぶ
2つ目のコツは「本の厚さ(ページ数)で選ぶ」です。
私が、この本にしようかなと思ったときに、まず確認するのはページ数です。
読みごたえのある本を読みたいときは500ページ超えていても気にしませんが、サクッと読みたいときには300ページ以下の本にしています。
その時々で、本に求めているものが違いますよね。
なので、まとめ買いはできるだけしないようにしています。
時間がたつと、読みたい本が変わって、「1ページも読んでいない本」になってしまうからです。
というわけで、そのとき読みたいボリュームの本を選ぶことが、失敗しないコツになります。
著者で選ぶ
3つ目のコツは「著者で選ぶ」です。
本が好きな人は、この著者の本であれば間違いないという、お気に入りの作家さんが何人かいると思います。
私は、面白かった~と思った本に出会ったら、しばらくその著者の本ばかり読む、、、というハマり方をしていました。
あるときは宮部みゆきさん、あるときは葉室麟さん、あるときは隆慶一郎さんばかり、みたいな(;^_^A
読みたい本が漠然としているときは、読んだことがあって面白かった本の著者の本を選ぶと、失敗が少ないです。
評判(口コミや評価、ランキング、文学賞)で選ぶ
4つ目のコツは「評判(口コミや評価、ランキング、文学賞)で選ぶ」です。
私はネットで買うときには、必ず口コミを確認します。
気になっていた本でも、☆が4つ未満だったら買いませんし、4つ以上でも口コミの内容によっては見送ります。
それでも、合わないときは合わないんですけどね、、、
また私はあまのじゃくなので、ランキング1位でみんなが絶賛している最中は、その波に乗りません。
ですが、ブームが去ってからひっそりと読んでいます。
いいのもはいいんですよね。
それと文学賞を取った作品もおすすめです。
このブログは、直木賞と本屋大賞作品を主に紹介していますが、外れることはほとんどありません。
「ほとんど」が気になる人もいると思いますが、途中で読むのをやめた作品もなくはないです。
5本指におさまるほどですけどね。
人から評価されている作品を選ぶことが、失敗を防ぐコツになります。
表紙のデザインで選ぶ
5つ目のコツは「表紙のデザインで選ぶ」です。
心惹かれるオシャレな表紙ってありますよね。
私が最近読んだ本で、おしゃれな表紙だなと思ったのが、『赤と青とエスキース』です。
いかがでしょうか? 思わず手に取ってみたくなりませんか?
どの本も表紙にはとても思い入れがあるのを感じています。
本を読んだ後に、もう一度表紙をじっくり見てみると、読む前に気づかなかったことが見えてきます。
表紙も本の大事な一部なんですよね。
手元に置いておきたいと思う表紙から本を選ぶのも1つの手です。
『赤と青とエスキース』について紹介している記事があります。
とてもいい本なので、興味を持った人はぜひご覧ください。
タイトルで選ぶ
6つ目のコツは「タイトルで選ぶ」です。
思わず惹かれてしまうタイトルってありますよね。
例えば、、、
『君の膵臓をたべたい』なんてギョッとしますし、どんな物語なのか気になりました。
本にとってタイトルもとても重要ですね。
私はその時々で、気になるタイトルは違うと思っています。
同じ本に対して、あるときは全く気にならなかったのに、今は気になるなど。
なので、そのときに気になるタイトルの本を手に取ってみるのも1つの方法だと思います。
まったく興味なかったのに、突然気になって読んだ『君の膵臓をたべたい』を紹介している記事があります。
涙なしに読めない本です。ぜひ合わせてご覧ください。
SNS等で話題になっている本から選ぶ
7つ目のコツは「SNS等で話題になっている本から選ぶ」です。
私がよく見かけるのは、映画化された原作本についての投稿です。
最近で言うと、本屋大賞をとった原作本の映画『52ヘルツのクジラたち』が話題になっていましたね。
映画を先に観た人、原作が先だった人の感想であふれていました。
SNSでは、率直な感想をいろいろと見ることができます。
SNSで話題になっている作品を読んでみることも1つのコツになります。
『52ヘルツのクジラたち』について紹介している記事があります。
気になった人はぜひ合わせてご覧ください。
出版社で選ぶ
8つ目のコツは「出版社で選ぶ」です。
出版社によって特徴がありますね。
例えば、、、
新潮社は、作品数が多い。スピン(紐のしおり)がついている。
文春文庫は、毎月の刊行数が多く、作品が充実している などなど。
本の紙質も違うので、それによる好き嫌いもあるようです。マニアックですね。
意識してなくても、なんとなく同じ出版社の本ばかり読んでいるなら、その出版社から選ぶのもコツの1つになります。
以上、失敗しない本選びのコツ8つについて解説してきました。
本を読みたいなと思ったときに、ぜひ思い出してください。
失敗しても損しない方法
さんざん吟味して買った本なのに、つまらなかった、、、
そんなときでも損しない方法として、Amazonの読み放題サービス(Kindle Unlimited)を使うという手があります。
Kindle Unlimitedの特徴は以下のとおり。
月額料金を払えば読み放題になるので、面白くない本だったら躊躇なく次にいけます。
私は、Kindle Unlimitedのヘビーユーザー。
つまらないと思ったら我慢しないですぐに返却、新しい本を探しに行きます。
ひと月に単行本を1冊以上読む人なら元が取れますので、本選びに失敗しても損しません。
ぜひ活用してみてください。
電子書籍を読むなら、専用リーダーがあると、格段に読書が楽になります。
小さい字が見づらくなった人は、ぜひ参考にしてください。
まとめ
この記事で紹介した失敗しない本選びのコツは、次の8つです。
- 書店で手に取って選ぶ
- 本の厚さ(ページ数)で選ぶ
- 著者で選ぶ
- 評判(口コミや評価、ランキング、文学賞)で選ぶ
- 表紙のデザインで選ぶ
- タイトルで選ぶ
- SNS等で話題になっている本から選ぶ
- 出版社で選ぶ
また失敗したとしても損しない方法として、Amazonの読み放題サービス(Kindle Unlimited)を紹介しました。
つまらない本を、いつか面白くなるかもと思いながら読み続けるのは、時間の無駄に感じますよね。
本選びに失敗しないコツ、失敗しても損しない方法を参考にして、読書を楽しんでいただけたら幸いです。
読書のメリットについてまとめた記事があります。
気になった人は合わせてご覧ください。