買ったのに、一度も開かないで眠ってしまっている本はありませんか?
アメリカの大手出版社によると、購入された本全体の95%が最後まで読まれていないのだそうです。
しかも、70%の本が1度も開かれていないとのこと。
なんともったいないですね。
そんな失敗をしないために、この記事では自分に合った本を選ぶためのコツをまとめました。
また、それでも本選びに失敗したときに、損をしない方法についても紹介します。
ぜひ最後まで読んで、参考にしていただければ幸いです。
失敗しない本選びの8つのコツ
![ポイント](https://zaki-style.com/wp-content/uploads/2024/05/24879151-1024x768.jpg)
失敗しない本選びのコツは、次の8つになります。
- 書店で手に取って選ぶ
- 本の厚さ(ページ数)で選ぶ
- 著者で選ぶ
- 評判(口コミや評価、ランキング、文学賞)で選ぶ
- 表紙のデザインで選ぶ
- タイトルで選ぶ
- SNS等で話題になっている本から選ぶ
- 出版社で選ぶ
8つのコツを1つずつ解説していきますね。
実際に書店で手に取って選ぶ
![本を手に取る少女](https://zaki-style.com/wp-content/uploads/2024/05/d4d4d1d9654cdb57098d4c0e4241ea30-300x225.jpg)
まず1つ目は、「書店で手に取って選ぶ」です。
書店に行って、気になった本の目次を見たり、1~2ページ読んでみてから選ぶといいです。
私が今までで読んだ本の中で、実際に手に取って選んだ本の失敗はほとんどありません。
1ページも読んでいないのは、ネットで注文したものが多いですね。
本屋さんで支払いをするのと違って、ネットでは手軽に注文できてしまうので、吟味が足りなくなります。
本に限らず、ネット通販での失敗は、恥ずかしながら数知れず、、、、
どれだけ無駄なお金を使ったかわかりません。
というわけで、実際に書店で買うのが、失敗しないためのコツになります。
本の厚さ(ページ数)で選ぶ
![厚さのイメージ](https://zaki-style.com/wp-content/uploads/2024/05/5696cec87ab03a07cef48f52315c09c6-300x225.jpg)
2つ目のコツは「本の厚さ(ページ数)で選ぶ」です。
私が、この本にしようかなと思ったときに、まず確認するのはページ数です。
読みごたえのある本を読みたいときは500ページ超えていても気にしませんが、サクッと読みたいときには300ページ以下の本にしています。
その時々で、本に求めているものが違いますよね。
なので、まとめ買いはできるだけしないようにしています。
時間がたつと、読みたい本が変わって、「1ページも読んでいない本」になってしまうからです。
というわけで、そのとき読みたいボリュームの本を選ぶことが、失敗しないコツになります。
著者で選ぶ
![日本の文豪](https://zaki-style.com/wp-content/uploads/2024/05/18246e8206b69ff3e40f84a06742ba17-300x171.jpg)
3つ目のコツは「著者で選ぶ」です。
本が好きな人は、この著者の本であれば間違いないという、お気に入りの作家さんが何人かいると思います。
私は、面白かった~と思った本に出会ったら、しばらくその著者の本ばかり読む、、、というハマり方をしていました。
あるときは宮部みゆきさん、あるときは葉室麟さん、あるときは隆慶一郎さんばかり、みたいな(;^_^A
読みたい本が漠然としているときは、読んだことがあって面白かった本の著者の本を選ぶと、失敗が少ないです。
評判(口コミや評価、ランキング、文学賞)で選ぶ
![☆5つ](https://zaki-style.com/wp-content/uploads/2023/10/22945743-300x240.jpg)
4つ目のコツは「評判(口コミや評価、ランキング、文学賞)で選ぶ」です。
私はネットで買うときには、必ず口コミを確認します。
気になっていた本でも、☆が4つ未満だったら買いませんし、4つ以上でも口コミの内容によっては見送ります。
それでも、合わないときは合わないんですけどね、、、
また私はあまのじゃくなので、ランキング1位でみんなが絶賛している最中は、その波に乗りません。
ですが、ブームが去ってからひっそりと読んでいます。
いいのもはいいんですよね。
それと文学賞を取った作品もおすすめです。
このブログは、直木賞と本屋大賞作品を主に紹介していますが、外れることはほとんどありません。
「ほとんど」が気になる人もいると思いますが、途中で読むのをやめた作品もなくはないです。
5本指におさまるほどですけどね。
人から評価されている作品を選ぶことが、失敗を防ぐコツになります。
表紙のデザインで選ぶ
![万葉集](https://zaki-style.com/wp-content/uploads/2024/05/1438336-242x300.jpg)
5つ目のコツは「表紙のデザインで選ぶ」です。
心惹かれるオシャレな表紙ってありますよね。
![](https://pics.dmm.com/mono/book/literary/bkt34271771/bkt34271771ps.jpg)
私が最近読んだ本で、おしゃれな表紙だなと思ったのが、『赤と青とエスキース』です。
いかがでしょうか? 思わず手に取ってみたくなりませんか?
どの本も表紙にはとても思い入れがあるのを感じています。
本を読んだ後に、もう一度表紙をじっくり見てみると、読む前に気づかなかったことが見えてきます。
表紙も本の大事な一部なんですよね。
手元に置いておきたいと思う表紙から本を選ぶのも1つの手です。
『赤と青とエスキース』について紹介している記事があります。
とてもいい本なので、興味を持った人はぜひご覧ください。
タイトルで選ぶ
![シロクマとフレーム](https://zaki-style.com/wp-content/uploads/2024/05/25142954-300x225.jpg)
6つ目のコツは「タイトルで選ぶ」です。
思わず惹かれてしまうタイトルってありますよね。
例えば、、、
![](https://ebook-assets.dmm.com/digital/e-book/b231aftmj00601/b231aftmj00601ps.jpg)
『君の膵臓をたべたい』なんてギョッとしますし、どんな物語なのか気になりました。
本にとってタイトルもとても重要ですね。
私はその時々で、気になるタイトルは違うと思っています。
同じ本に対して、あるときは全く気にならなかったのに、今は気になるなど。
なので、そのときに気になるタイトルの本を手に取ってみるのも1つの方法だと思います。
まったく興味なかったのに、突然気になって読んだ『君の膵臓をたべたい』を紹介している記事があります。
涙なしに読めない本です。ぜひ合わせてご覧ください。
SNS等で話題になっている本から選ぶ
![SNS](https://zaki-style.com/wp-content/uploads/2023/07/221222971-300x225.jpg)
7つ目のコツは「SNS等で話題になっている本から選ぶ」です。
私がよく見かけるのは、映画化された原作本についての投稿です。
最近で言うと、本屋大賞をとった原作本の映画『52ヘルツのクジラたち』が話題になっていましたね。
映画を先に観た人、原作が先だった人の感想であふれていました。
SNSでは、率直な感想をいろいろと見ることができます。
SNSで話題になっている作品を読んでみることも1つのコツになります。
『52ヘルツのクジラたち』について紹介している記事があります。
気になった人はぜひ合わせてご覧ください。
![](https://zaki-style.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
出版社で選ぶ
![平積みの本](https://zaki-style.com/wp-content/uploads/2024/05/24286034-300x225.jpg)
8つ目のコツは「出版社で選ぶ」です。
出版社によって特徴がありますね。
例えば、、、
新潮社は、作品数が多い。スピン(紐のしおり)がついている。
文春文庫は、毎月の刊行数が多く、作品が充実している などなど。
本の紙質も違うので、それによる好き嫌いもあるようです。マニアックですね。
意識してなくても、なんとなく同じ出版社の本ばかり読んでいるなら、その出版社から選ぶのもコツの1つになります。
以上、失敗しない本選びのコツ8つについて解説してきました。
本を読みたいなと思ったときに、ぜひ思い出してください。
失敗しても損しない方法
![お札に羽](https://zaki-style.com/wp-content/uploads/2024/05/22295327-1024x768.jpg)
さんざん吟味して買った本なのに、つまらなかった、、、
そんなときでも損しない方法として、Amazonの読み放題サービス(Kindle Unlimited)を使うという手があります。
Kindle Unlimitedの特徴は以下のとおり。
月額料金を払えば読み放題になるので、面白くない本だったら躊躇なく次にいけます。
私は、Kindle Unlimitedのヘビーユーザー。
つまらないと思ったら我慢しないですぐに返却、新しい本を探しに行きます。
ひと月に単行本を1冊以上読む人なら元が取れますので、本選びに失敗しても損しません。
ぜひ活用してみてください。
電子書籍を読むなら、専用リーダーがあると、格段に読書が楽になります。
小さい字が見づらくなった人は、ぜひ参考にしてください。
まとめ
この記事で紹介した失敗しない本選びのコツは、次の8つです。
- 書店で手に取って選ぶ
- 本の厚さ(ページ数)で選ぶ
- 著者で選ぶ
- 評判(口コミや評価、ランキング、文学賞)で選ぶ
- 表紙のデザインで選ぶ
- タイトルで選ぶ
- SNS等で話題になっている本から選ぶ
- 出版社で選ぶ
また失敗したとしても損しない方法として、Amazonの読み放題サービス(Kindle Unlimited)を紹介しました。
つまらない本を、いつか面白くなるかもと思いながら読み続けるのは、時間の無駄に感じますよね。
本選びに失敗しないコツ、失敗しても損しない方法を参考にして、読書を楽しんでいただけたら幸いです。
読書のメリットについてまとめた記事があります。
気になった人は合わせてご覧ください。