この記事では、読書の秋に読むのにぴったりな、泣ける本を5冊ご紹介します。
今年は特に長かった夏も終わり、ようやく過ごしやすい季節になってきました。
日が短くなり夜が長くなってくると、ちょっと寂しいような人恋しいような気持ちになりますね。
そんな時、心にジーンときて、涙を流せる本を読んでみるのはいかがでしょうか。
私が読んで涙を流した本で、おススメな5冊をご紹介しますので、参考にしていただけたら幸いです。
おススメ本5選
それでは早速おすすめな本を紹介していきます!
『汝、星のごとく』
まず1冊めは、2023年本屋大賞を受賞した『汝、星のごとく』です。
この本は、どちらも親に苦しめられた男女の、中学生から15年にわたる物語です。
同じ痛みを持っていて運命とも言える二人の出会いから、大人に振り回され、成長していく過程を涙なしに読むことはできません。
またこの本には、人生の糧になり得る名言がたくさん出てきます。
自分にとっての名言を探すという楽しみ方もできる本です。
この本について感想や名言をまとめています。
こちらの記事↓もぜひ参考にしてください。
『ライオンのおやつ』
2冊めは、2020年本屋大賞第2位の『ライオンのおやつ』です。
32歳の女性がガンを患い、余命宣告されて入居したホスピス(ライオンの家)での物語です。
生きるとは、死ぬとは、人生とは何かを考えさせられます。
もっと生きたいと願いながら、「今」の瞬間を大事に生きる姿に涙が止まりません。
こちらも数々の名言がありました。
生きることが苦しくなった時に思い出したい名言です。
『ライオンのおやつ』について感想と名言をまとめた記事です。
こちらも参考にしてください。↓
『宙ごはん』
3冊めは、2023年本屋大賞にノミネートされた『宙ごはん』です。
この本は、複雑な家庭環境の主人公(宙)の幼稚園から大人になるまでの物語です。
母と子、家族、人間関係の悩み・苦しみ。
それをいつも助けてくれる人がいて、心のこもった料理が癒してくれます。
人の温かさと料理のすばらしさに涙が出ます。
『宙ごはん』の感想をまとめた記事があります。
こちらもぜひ参考にしてください。↓
『ある男』
4冊めは、2019年本屋大賞にノミネートされて、映画化にもなった『ある男』です。
亡くなった夫は全くの別人だった。夫はいったい誰だったのか。
依頼を受けた弁護士が、その真相を解明していく物語です。
名前も変えて全くの別人として生きなおしたい。
そうせざるを得なかった「大祐」の境遇と生きなおそうと一生懸命だった姿に涙が出ます。
『ある男』の感想と映画との違いをまとめています。
こちらの記事も参考にしてください。↓
『銀花の蔵』
最後の5冊めは、第163回直木賞候補になった『銀花の蔵』です。
この本は、主人公(銀花)の父が醤油蔵を継ぐために実家に戻ってから、銀花が老年になるまでの大河小説です。
これでもか!というくらい次々と続く苦難。
噓でしょ?!っていうくらい家族のだれもが“罪”を負っている。
罪に向き合い、償い、乗り越えようとする姿に涙が出ます。
また血縁によらない家族の在り方が描かれています。
『銀花の蔵』の感想をまとめた記事があります。
こちらもぜひ参考にしてください。↓
最後に
秋の夜長に読むのにぴったりな、泣ける本5冊をご紹介しました。
秋は食欲の秋でもありますが、一生心に残る本を読むのにも、とてもいい季節であると思います。
紹介した5冊は、どれも私が実際に読んで泣いた本なので、自信をもっておススメします!
どんな本を読もうか迷っている人は、この5冊の中から選んでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。